会社概要
業務内容
リクルート・モニター募集
著作案内
 
 
少女のゆくえ_表紙

「少女のゆくえ」
―インタビューの向こうに見えるもの―

 村岡清子 著
 青樹社 
 1996年12月刊
 価格:1, 427円(税込)

 

女子高生は、ほんとうに「お金のために」売春したのだろうか?
―10代〜30代の女性へのインタビューに基づき、「女の子の今」を通じて、時代を斬る。―

バイト感覚で売春する少女たちの行動は、大人達に衝撃を与えた。そのスキャンダリズムに目を奪われがちだが、実際に売春するのはあくまでも一部。「若い女性なら誰もが性を売る可能性がある」という事ではない。"売春少女"は極端な形で時代を映しているが、その行動だけを見ても売春に至る状況の構造や、問題の本質は見えてこない。
本書では、'80年代初頭から現在に至るインタビュー調査をふまえ、同性の立場から10〜30代の女性を描き、若い世代の価値観の変化と、その時代について分析する。

◆目次より
1 売春は傷つかないための手段
  安全なおじさんにシャネルを買ってもらう
  おじさんとSEXしたいわけじゃない
  売春はひとつの必然
  「お金が全て」の意味
  売春する子と一緒にしないで
  お嬢様も売春
  体を売って空白を埋める
  本当に欲しいのは物じゃない
  自分をバーチャル化
  喪失感なき売春
2 失われた男らしさへの憧れ
  楽しめるのは今だけ
  魅力的な男の子が不足している
  貢がれるより貢ぎたい
  男の子を追っかけるようになった女の子
  慶応ならやりたい放題?
  慶応狩り
  ワイルドな男の子に守られたい
  強くはない男の子たち
3 私は寂しい人?
  彼氏が欲しい!
  ナンパされるために制服を着る
  SEXは簡単。恋人を得るのは難しい
  愛とSEXがバラバラ
  本当に欲しいのは「ラブラブ」な関係
  「愛してる?」
  傷付きたくないから近付かない
  友達、いないんです
  ハマりたい
4 女の子の商品化
  外見を磨くことに熱中する女の子達
  社会人になっても、女は商品でしかない
  女と女の戦い
  大学生でオミズデビュー
  私もデビューしよっかなぁ
  20歳すぎたら落ち着く
  自分が主人公
5「おちこぼれ」意識
  生徒に期待していない学校
  ほとんどの子が持ってる落ちこぼれ意識
  無気力症候群
  「お受験」ブームと母親の競争
  小学校から始まるブランド競争
  守るべき「こだわり」がない
  走り続けないと青春が終わってしまう
6 私は何をしたいんだろう
  仕事で自立する事への諦め
  コンパニオンからホステスに
  出産、育児という壁
  さよならキャリアウーマン
  やりたい仕事がみつからない
  女性どうしの相互監視システム
  いじめという自己防衛本能
7 コミュニケーションへの渇望
  勝手に行動する新しい世代
  「なごむ」ために頑張る
  ヒマが恐い
  高校生にも「生活」がある
  拝金主義ではない高校生たち
  関係性の中での自我
  コミュニケーションへの渇望
戻る